起立性調節障害の辛さ
こんばんは。診断されたわけではないですが、私は低血圧からくる起立性調節障害だと思っています。そう、低血圧。その名前の通り血圧がめちゃくちゃ低いのですが、ひどい時で上が60いくつか、下が38とかその辺りの事もあります。もはや生きているのか死んでいるのかわからないくらい低いです。
起立性調節障害とは
自律神経の異常で循環器系の調節がうまくいかなくなるもの。立ち上がった時に血圧が低下したり、心拍数が上がりすぎたり、調節に時間がかかりすぎたりします。思春期の子供に多い病気ですが、ストレスの多い環境にいると大人になってから発症する事もあります。ちなみに私は、大人になってからというわけではなく中学生の頃からずっと症状が出ています。
主な症状
起立性調節障害の主な症状は
- 朝なかなか起きられない
- 立ち上がった時にめまいや失神が起こる
- 動悸や息切れがする
などが午前中に症状が強く出る事が多く、午後になると軽減もしくは消失していくのも特徴です。他にも、顔面蒼白や食欲不振、頭痛、腹痛、倦怠感、乗り物酔いなどの症状があります。
ただ怠けているだけじゃないの?
ここまで挙げた症状、午前中に強く出て夜になると元気になるなんて、ただ怠けているだけじゃないの?と思われてしまいがちなのですが、起立性調節障害は自分の意思ではコントロールが難しいものです。そして、薬物療法では効果が見込めない場合が多いので、思春期の子がこれで学校になかなか行けないとなると周りの家族などの理解、サポートが必要です。
治療法は?
先にも挙げたように、薬物療法ではなく日常生活の改善が有効です。立ち上がる時は頭を下げてゆっくり立ち上がったり、できるだけ長時間の起立は避けたり、毎日30分程度のウォーキングなどの軽い運動、1日あたり2L前後の水分と塩分10gの摂取、夜元気になったとしても早めの就寝をして昼夜逆転をしないよう心掛ける、などです。まあ、私はこれができていないのでなかなか改善しませんが。
私は、この起立性調節障害のせいで学校に行きたくても体がだるく、朝なかなか起き上がることができない事で中学3年生から高校3年間の間あまり学校に登校していませんでした。学校が嫌というわけでも、友達がいないというわけでもなくただ体がだるく動けない毎日でした。その時はこの病気の事を知らなかったので何故だろうと思っていたのですが、大人になった今、病気の事や改善法を知り、学生の頃の自分に伝えてあげたいです。今も、水分不足の時や急に立ち上がった時、長風呂をして上がる時、朝起きた時にももちろん、目の前が真っ暗になって恐怖を覚える事もありますが、上に挙げた生活習慣の改善をしながら地道に治していきたいと思っています。ここまで長くなりましたが、正直、ストレスをなくすのも治療法の1つなのであまり深く考えすぎないことも大事だと思います。
では本日はこの辺りで。